ゴールデンカムイ ネタバレ最新19話『駆ける』

ゴールデンカムイ ネタバレ 19 

この記事では、ゴールデンカムイ19話について語っていきます!

兵士と争い、瀕死の重傷を負った杉元。

鶴見中尉の命令により、彼は馬ソリで病院へ運ばれることに。

しかし、全ては杉元の起死回生の一手だったのです!

ソリを追って走る鶴見中尉、矢を放つアシリパ、唸るストゥ(制裁棒)。

さて『不死身の杉元』、果たして、死神から無事に逃げられるでしょうか?

ゴールデンカムイ19話 あらすじ

ゴールデンカムイ ネタバレ 19 

出典: http://manga-mura.net/

サブタイトルは 「駆ける」。

扉絵は馬ソリに乗せられ、夜の街を病院へと運ばれる杉元の図。

前回のラストで内臓でろりん(グロい表現で失礼)だっただけに、状況は絶望的です。

しかし実は――――まあ、それは改めて。

 

まずは今回のあらすじです。

前回、監禁されていた部屋で、双子兵士の片割れ・洋平に襲われた杉元。

返り討ちにするものの、自らも腹部に重傷を負ってしまいます。

刺青人皮の情報を失ってはならじと、鶴見中尉は杉元を病院へ運ぶよう命じます。

 

兵舎に残った鶴見は、洋平の死体に不自然な痕跡を発見。

その頃、虫の息だったはずの杉元が復活、馬ソリを強奪します。

素早く追跡にかかった鶴見の足を止めたのは、機を待っていたアシリパの矢でした。

なんとか第七師団の手から逃れた杉元は、アシリパと再会を果たします。

 

正直ドン引きした人も多かったであろう、杉元の『秘策』。

まあ、あの双子も相当アレな奴だったから、同情はしませんけどね……。

あと、アクティブな鶴見中尉の華麗な疾走フォームにご注目下さい!

なんなのこの人……カッコイイ……(錯乱)。

鶴見中尉の疑念

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鶴見 「街で一番の病院へ連れて行け」

「医者の頭に銃を突きつけてでも たたき起こして治療させるんだ」

鶴見サンの命で、部下たちはただちに杉元を運ぶための準備を整えます。

明治時代の小樽の街で、重症者を運ぶために用意されたのは、馬ソリ。

 

杉元は、手に入れた刺青人皮をどこかに隠したままです。

このまま彼が死んでしまえば金塊の手がかりは失われ、『北海道入手計画』も水泡に帰します。

なんとしても治療を施し、生き延びさせなくては!

 

ソリの荷台に横たえられた杉元の耳元で、鶴見は囁きます。

鶴見 「最善は尽くす お前もそれに報いろ」

「いまわの際を悟ったら必ず 刺青人皮の隠し場所を伝えろ… いいな?」

しかし肝心の杉元クンは、イッちゃった目つきで青息吐息。

杉元 「俺は絶対死なんッ」

こりゃヤバいかも、と危惧した鶴見中尉、杉元に付き添う部下へ耳打ち。

鶴見 (私も馬であとを追うから 杉元に声をかけ続けろ いいな?)

かくして、人事不省に陥った杉元と兵士二人を乗せた馬ソリは兵舎を出発します。

 

騎馬の準備を待つ間(レタラの体臭のせいで馬が大騒ぎ中)、鶴見は洋介の死体のもとへ戻ります。

兵舎の責任者として、殺人現場の実況見分といったところ。

床は血塗れ、洋介の首がとんでもない方向を向いてるという、凄惨な現場。

しかし戦場で死体慣れ(嫌な表現)している鶴見サンは、冷静に現場を観察していきます。

 

彼が奇妙に感じたのは、銃剣を持った洋平の右手に『深い傷』があること。

鶴見 「防御創か これでは銃剣を持つことも難しいはずだ」

なぜ、無傷の左手に持ち替えなかったのか――――?

鶴見 「貴様ほんとにこんな手で 杉元と刺し違えられたのか? どうなんだ?」

死体のニオイを嗅ぎ、死体の耳に囁きかけるという独特なスタイルで、鶴見サンは実況見分を続けます。

このヒト、色々とコワイです……ええ。

 

鶴見 「杉元が死体に握らせたのか?」

洋平が死んだあと、杉元が後から銃剣を握らせたのでは……と思いついた鶴見中尉。

次に彼の興味は、洋平の帯革(ベルト)に引き寄せられます。

鶴見 「(ベルトの)裏側にまで 血濡れた指紋が付いている」

「なぜ殺したあとに 締め直した? 杉元……」

殺した相手のベルトをわざわざ外し、再び締め直したその理由は、一体何でしょうか?

考え込む鶴見サンの額当ての下から、ドロォリと例の汁が流れ落ちます……!

ああ、うん、頭使うとそんなコトあるよね……ってあるかそんなん。

杉元の行動の謎を追って、名探偵・鶴見(笑)の推理が冴える!!

奴はとんでもない物を盗んでいきました

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鶴見中尉が謎を解こうと、洋平(屍)の上着の前をブチブチと開いている頃。

兵士1 「おい起き上がるな 出血がひどくなるぞ」

疾走中のそりの荷台で、杉元がムクッと起き上がったのです!

彼の身体を荷台の上で支えていた兵士が、慌てて押しとどめるのですが――――。

 

その直後、ソリから何かが転げ落ちてしまいます。

兵士2 「だれか落ちたのかぁ?」

前方で馬を御していた兵士の背後には、仁王立ちの杉元が!

さすが『不死身の杉元』、早くも怪我が治ったか……そんなわけはありませんね。

 

兵舎の鶴見中尉は、驚愕の事実に気づきます。

鶴見 「腸(はらわた)を盗みおった」

そう、杉元クンの腹には、もともと傷などなかったんです!!

服の上からたっぷり血をつけて、他人の腸をそれらしく押し当て、重傷を装ってただけ。

腸の出どころは……もちろん、死にたてホヤホヤの洋平からぶっちぎったモノ★

そのためにベルトを外し、洋平の腹をかっさばいて、腸ゲット。

そのあと、重傷偽装がバレないようにベルトを締め直し、その手に銃剣を持たせたんですね。

『洋平が杉元の腹を銃剣で刺した』という筋書きを、鶴見らに信じさせるために。

 

とっさに考えたにしては、なんともよくできたトリックです。

ただ、ちょうどその手に深い傷があったために、鶴見中尉の疑念を招いてしまいましたが。

それにしても杉元クン、非常時とはいえ、よく他人の腸なんか握れましたね……。

『絶対に死なない』のモットーに相応しい、恐ろしくも納得できる所業であります。

手触りとか温度とかニオイとか、色々トラウマになりそう……。

でも杉元クンたちの場合は、戦場で慣れっこになってるから無問題

 

驚きの手段で兵舎脱出に成功した杉元、御者役の兵も振り落として馬ソリを強奪。

しかし、鶴見中尉は自ら騎馬で追跡を開始しました!

果たして杉元、このまま逃げおおせることができるのか!?

アシリパ、馬を射る

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鶴見中尉の馬は兵士二人を見つけ、一旦足を止めます。

兵士が指す方角へ向けて、馬は全力疾走!

杉元 「曲がれって言ってんだよ この馬野郎 そこを曲がれって!」

慣れない馬ソリ(乗るの初めて?)で逃走中の杉元を、ついに発見します。

追いすがる鶴見中尉、その手には拳銃が!

 

ソリと騎馬――――速度では明らかに不利な上、素手の杉元はどう考えても大ピンチです。

しかし、彼らの背後には、狼に乗る救いの女神の姿が!

レタラの背で待ち構えていたアシリパが、鶴見の馬目がけて矢を放ったのです。

矢は馬の後ろ足に命中、馬はいなないて転倒。

投げ出されつつも地面に転がり、痛手を免れた鶴見中尉は、そのまま自らの足で疾走!

この時のフォーム(シャッシャッシャッ、と風を切り爆走!)が素敵過ぎます。

 

杉元のソリに追いつけぬと悟った鶴見、拳銃の狙いを杉元に定めますが――――。

鶴見 「今日はやめておこう」

ハードな追跡劇、しかも全力疾走の直後にこの冷静さ、シビれますね~。

 

ひとまず馬ソリを見送った鶴見サン、倒れた馬のもとへと引き返します。

鶴見 「あの馬… 何が起きた? 銃声は聞こえなかったが」

あの騒動の中でも銃声の有無はしっかり把握しているのが凄いです。

馬の傍らに戻った鶴見が見つけたのは、馬の太もものえぐられたような跡。

傷の正体は、アシリパが毒矢ごと抉り出して持ち去った痕跡でした。

証拠隠滅なんでしょうかね……いえ、単に矢がもったいなかっただけかも(笑)。

矢の先のお肉を気にして、鼻を寄せるレタラが、ちょっとカワイイです。

無事で良かった!

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てくてくと徒歩で戻ってきた鶴見サンを迎えたのは、盛大に燃える兵舎でした(悲哀)。

一難去ってまた一難、泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目。

どうやら、誰か悪い奴が放火したみたいですよ?(暗黒微笑)

 

離れて~、弾薬に火がついたら危険~、と叫ぶ部下に構わず、

鶴見 「杉元… いや 杉元一味に入れ墨を集めさせたほうが効率がいいな」

「奴らの方が 一枚上手だ」

アンタ、この非常時に落ち着き払ってそんなこと考えてたんかい!

だからあえて杉元を撃たずに、そのまま逃がしたってわけだったんですか!?

ともかく、目の前で大火事ですから!

大急ぎで避難とか消火とか、いろいろ指示出さなきゃアカンでしょ!?

やっぱり冷静過ぎて逆に気色悪いです、この人。

 

部下 「火の回りが早くて… 中尉殿の部屋の刺青人皮を持ち出せませんでした」

鶴見 「それは無事だ」

彼が外套と軍服の上着を脱ぐとあら不思議、そこにはTシャツと化した刺青人皮が!

人間の生皮を洋服にして着る、最新鋭のファッションセンス。

コレに対抗できるのは『羊たちの沈黙』か、はたまた元ネタのアレ(検索注意)ぐらいでしょう。

そうだね、大事なモノは常に身に付けてれば一番安心できますよね、ハハハ……。

 

鶴見 「おかげで暑いわ あついあつい」

真顔で、人皮製シャツの優れた保温性をアピール(違)。

上司の狂気じみたセンスに、背後の兵士もドン★引きの表情を浮かべています。

もう一人の兵士も……って、アンタ脱獄王の白石クンじゃないですか!?

いつの間にか兵士に変装して、密かに紛れ込んでいたようです。

白石 (どおりで探してもないはずだぜ 変態中尉め)

鶴見サンにこっそり毒づいてますけど……火つけたの、この人ですよね?

目的のブツを発見できなくて、『火事起こして、奴らが持ち出したところを奪おう』と思ったんでしょう。

しかしコレ、世が世なら市中引き回しの上火あぶりですよ。

この漫画、色々と滅茶苦茶で楽しいですね~(白目)。

 

馬ソリで逃げ切った杉元、ようやくアシリパ&レタラと再会を果たしました。

白石クンは、まあ……後で適当に抜け出してくるんじゃないですか?

杉元はアシリパの前で、しょんぼりと項垂れます。

この気まずい、ちょっと甘酸っぱい感じの空気が微笑ましいですね。

杉元 「恰好つけて出て行ったのに… 助けられちまった ざまあ無い」

頬を染め微笑んだアシリパ、杉元のもとへ駆け寄り……。

『バキィッ』

杉元 「ギャ――――――――ッ!!」

愛用のストゥ(制裁棒)で、彼の頭に渾身の一撃を食らわせましたとさ。

どっとはらい……以下次回。

ゴールデンカムイ19話 まとめ

ゴールデンカムイ ネタバレ 19 

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杉元クン脱出成功、さすがは『不死身の杉元』!

生への執着、なりふり構わない往生際の悪さを改めて痛感する回でしたね。

他人の腸までも使って生き延びる、その命汚さが逆に清々しい!!

鶴見中尉にとっての『自分の価値』を、うまく利用したところも凄いです。

 

重傷を負った杉元を、鶴見中尉は医者へ連れていこうとしました。

優しい……とまでは言いませんが、捕虜相手にしては温情ある対応ですよね。

まあ、刺青人皮の情報を吐く前に死なれちゃ困るわけですから。

『助けてくれてアリガトウ!』と感動した杉元(笑)が、味方になる可能性もあります。

金塊のヒントと手練れの兵士、どちらも鶴見サンにとっては欲しくてたまらない代物です。

そこにつけこんだのが杉元の悪賢いところですよ!

 

『自分が死にそうになったら、鶴見中尉は治療を受けさせるはず』

その時、どこかに逃げる隙ができるかもしれない……と、重傷を装ったわけですね。

その結果が●人及び●体損壊、ソリ強奪、最悪なヒーロー像です。(汗)

 

さて、鶴見中尉。

とんでもなくアクティブで、かつ超人的にデキる兵士でもあることが判明しました。

馬で駆け、倒れる馬から身を投げ出して横転、即座に起き上って全速ダッシュ。

ハリウッド映画のアクションスター並みの動きを見せてくれました。

 

さすがは日露戦争時、最前線で指揮を執っていただけのことはあります。

ただ後方で守られて、指示だけを飛ばすお偉方とは違いますね!

実力があり、遠大かつ崇高な目標も掲げ、いかにも人望に恵まれそうな存在ではありませんか。

言動は色々とアレですが、そのぶっ飛び具合が一周回ってスタイリッシュです(謎)。

土方歳三サンといい、この漫画の敵キャラは味があってイイですね~、うん。

 

紆余曲折ありましたが、なんとか敵陣から逃れ、アシリパと再会した杉元クン。

北の大地サバイバル、ますます目が離せません!