ゴールデンカムイ ネタバレ最新127話 『本当のチタタプ』感想あり!

ゴールデンカムイ ネタバレ 127
かもひな

この記事を担当したライターのかもひなです!

フルタイムで働きつつ漫画に心癒される、熟年漫画フリーク女子(笑)。

漫画にハマる条件は『感情移入できるか否か』。

ミーハーにライトなノリで、皆様へ愛とツッコミ満載の感想をお届けします!

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今回の記事では、ゴールデンカムイ127話について語っていきます!

 

網走監獄突入を前に、杉元たちは鮭料理づくしのディナーを堪能。

チタタプ初体験組、真のチタタプ会得者(笑)も現れ、結束はますます固まります。

そんな中、谷垣とインカラマツの関係にも変化が……?

心強い支援者も判明し、来るべき決戦への期待度はMAXです!!


ゴールデンカムイ127話 あらすじ

ゴールデンカムイ ネタバレ 127

出典: http://manga-spoiler.com/

サブタイトルは 「本当のチタタプ」。

扉絵は森の中、逆手徳利(とっくり)で酒を呑みつつ千鳥足の『脱獄王』白石由竹クン。

なぜここで唐突に映画『酔拳』ネタなのか……久々に野田先生が鑑賞したとか?

……もしかして『鮭』と『酒』をかけたシャレ?

『酔えば酔うほどクズになる これが噂の脱獄モンキー!!』

酔えば酔うほど強くなる――――懐かしいですね、ジャッキー・チェン。

『鶴の拳!』とか当時の子供は結構真似してましたよね~。

……などという昭和回顧ネタはこの辺にして、まずは今回のあらすじから。

 

監獄潜入を前に、網走のコタンで腹ごしらえをする杉元一行。

メインの食材は、まさしく今が旬の『鮭』です。

和気藹々ムードの中、チタタプ初体験の夏太郎と土方歳三(!)。

そしてついに「チタタプ」を声に出した尾形(笑)。

美味なる鮭料理を共に味わいつつ、一同は和やかなひとときを過ごします。

そんな中、谷垣とインカラマツは共に未来へ進む決意を固めるのでした。

意外な協力者・門倉看守部長を得て、いよいよ監獄潜入へのカウントダウンが始まります。

 

今回から敵陣突入かと予想していたら、良い意味で裏切られました。

ハードな展開を前に、『さあ読者諸君、存分にツッコミたまえ』的な太っ腹エピソード。

ちょっと得した気分で、全力で愉しみましょうぞ!


鮭!サケ!SAKE!!

ゴールデンカムイ ネタバレ 127

出典: http://manga-spoiler.com/

全ての手筈を終えた杉元たち、決戦を前に、網走のコタンで英気を養います。

もてなしてくれるのは、アシリパのフチの13番目の妹(もう驚かないぞ!)。

旬を迎え、杉元たちのトンネル堀りのカムフラージュにもなってくれた鮭が、今宵のメイン食材。

アシリパ 「アイヌにとって主食だった鮭は シペ『本当の食べ物』と呼ばれ」

「川に鮭が極端に少ない年は 餓死するものが出たほど重要なものだった」

アイヌ文化のガイド・アシリパさん、フチの妹を手伝いながら杉元たちに解説中。

なんと、鮭の皮でまで作れちゃうそうです。

油断すると犬が食べちゃうそうですけど……猫やクマも寄ってきちゃうのでは……?

疑問を抱きつつ、本格的にクッキング開始です。

 

アシリパ 「頭を切り落として 上顎の真ん中の氷頭という軟骨のある部分を切り取る」

「この部分を主に使う珍味な料理があるけど 杉元! 何か分かるか?」

杉元 「えええ~?うそ まさかまさかぁ? あれなのぉ?」

例によって杉元クンがすっとぼけてますが、まぁいつもの事ですから。

アシリパ 「チタタプだ」

杉元 「ハイ出ました チタタプ!!」

コレキタ! なハイテンション・杉元に、キロランケ・チカパシ・永倉サンはビックリ。

彼ら新参者は『チタタプへの熱い拘り』なんか知りませんからね~……当然か。

 

アシリパ 「チタタプとは本来 鮭のチタタプのことを差すんだ」

それが今では、同じ作り方のものを全てそう呼ぶようになったと……なるほど~。

杉元 「チタタプの中のチタタプ!!」

うん、わかったからちょっと黙ろうか、杉元。

夏太郎&土方、初のチタタプ!

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出典: http://manga-spoiler.com/

鮭のエラと氷頭をチタタプする作業、開始。

最初にこの大役を任されたのは、モブからまさかのメインキャラに昇格した夏太郎クンです。

土方サンに心酔してる彼ですが、前回からなぜか杉元クンにこき使われてます。

杉元 「チタタプ言えよ 夏太郎」

夏太郎 「チタタプ チタタプ」

土方サンの手前逆らうこともできず、チタタプ処女を散らす羽目に……悲哀。

まあ、日泥一家再興のために頑張れ(超適当)。

 

その土方サンに恐れ気も見せず近づいたのは、無邪気なチカパシくん。

チカパシ 「これでチタタプしてもいい?」

勝手に鞘から抜いちゃってるのは、ちょっ、それ土方サンの愛刀・和泉守兼定……!!

数々の修羅場を共に潜り抜け、銀行を襲ってまで取り戻した、愛着ある一刀ですよね。

その武士の魂を断りもなく手に取った上、料理に使うつもりとか!

子供とはいえあまりの所業に、傍にいた永倉サンは『ひいい』と冷や汗を浮かべます。

ヤバいよチカパシ、粛清されちゃうかもしれませんよ!

 

しかし、土方歳三の度量は予想以上にデカかった!

土方 「チタタプ チタタプ」

怒らないどころかチカパシを膝に乗せ、仲良く二人で刀を使ってチタタプ作業です。

ええ……(絶句)。

永倉 「うわあ…」

わかる、わかるよ永倉サン、鬼の副長のまさかの姿に言葉を失うあなたの気持ちが痛いほど伝わりますよ。

引くよね、実際ドン★引きですよね!

でもほら、土方サンはバラガキ時代から、女子供には優しかったじゃありませんか!(必死)

ともあれ、全く予想していなかったハートウォーミングな場面でした。

 

しかしその刀、数十年間おびただしい人血を吸ってきた代物ですが……いいのか?

まあいいか、誰もツッコミ入れないし。

尾形、遂に『本当のチタタプ』へ!!

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出典: http://manga-spoiler.com/

土方サンたちとは別に、尾形クンも黙々とチタタプ作業に励んでいます。

態度はともかく、仕事は真面目にこなすんですよね、このひと。

相変わらず「チタタプ」を口に出さない彼に、アシリパが近寄ってきます。

アシリパ 「尾形~~」

仕方ない奴だなァ……と言いたげな半笑いを浮かべ、尾形の傍に腰を下ろします。

尾形に対しては、『ひねくれた生徒に苦笑いの担任教師』みたいな態度のアシリパさんです。

 

アシリパ 「みんな チタタプ言ってるぞ?」

「本当のチタタプでチタタプ言わないなら いつ言うんだ?」

あのう、それは義務なんでしょうか……などという疑問はゴールデンカムイの世界では無意味。

溜息をついたアシリパ、ゆっくりと腰を上げます。

アシリパ 「みんなと気持ちをひとつにしておこうと思ったんだが」

その場を離れようとする彼女の耳に、尾形の小さな小さな声が届きます。

尾形 「チタタプ

まさかの尾形、真の意味でのチタタプ処女喪失(ゴメンこんな言い方)っ!!

 

アシリパ 「…!? 言った!! 聞いたか? いま尾形がチタタプって」

喜ぶアシリパの声に振り向いた谷垣・杉元・牛山はいずれも無表情。

聞こえてなかったのか、聞こえても何も感じなかったのか……?

いやいや、チタタプに拘る杉元(笑)ならツッコミぐらいかましますよね……?

アシリパ 「んも~~ 聞いてなかったのか!?」

せっかくの貴重な発言を聞いたのが彼女だけなんて、本当にもったいないですね。

『あの』尾形クンがノッてくれる機会なんて、今後二度と訪れないかもしれません。

――――この大サービス、なんとなく彼の死亡フラグが一本増えたような気がして怖いですが。

鮭づくしの夕餉……半分食べた器

ゴールデンカムイ ネタバレ 127ゴールデンカムイ ネタバレ 127

出典: http://manga-spoiler.com/

丁寧に叩いたチタタプに白子と焼き昆布を混ぜ、塩で味を調えて、完成!

これが『本当のチタタプ』こと『鮭のチタタプ』であります。

他にも切り身を串焼きにしたもの、イクラ入りのおかゆ「チポプサヨ」。

塩煮ジャガイモを潰してイクラを混ぜた「チポロラタシケプ」はポテトサラダっぽいですね。

 

大人数で囲炉裏を囲み、鮭料理を堪能する夕食の時間が始まりました。

老若男女ごったまぜ、一見ちょっとしたホームパーティって感じ。

ああ……都丹庵士サンも参加させてあげたかった(涙)。

杉元 「柔らかくて滑らか 生臭くなくて美味い… これが本当のチタタプか」

アシリパ 「捕れたてだから臭みがないんだ ヒンナヒンナ」

同じ料理を味わい、わいのわいのと盛り上がる平穏な宴。

 

そんな中、すっかり穏やかキャラ化した牛山サンがインカラマツに怪しげな視線を……?

牛山 「インカラマツさんっていったかね? あんたいい人いるのかい?

とか口説き始めたりして。

困惑のインカラマツちゃんと知らん顔の谷垣クンを見比べたチカパシ、不思議な行動に出ます。

谷垣の手にあったおかゆの椀を取り上げ、インカラマツに渡したのです。

アシリパ 「女が男の家に行ってご飯を作り 男は半分食べた器を女に渡し」

「女が残りを食べたら婚姻が成立する」

素早く状況を見て取ったアシリパさん、解説です。

つまり、以上の行為はアイヌの男女が、互いの想いを確かめ合うためのものってわけ。

 

杉元 「アイヌにとっての求婚のようなものか」

チカパシ 「本当の家族になれば?」

夏太郎 「いいねえ おアツいぜ」

チカパシくんはグイグイ煽るし、夏太郎のみならず尾形クンまで興味津々な表情。

しかし当事者のインカラマツも谷垣も表情を曇らせたまま。

谷垣 「…チカパシ 返しなさい」

取り返した器をその場に置くと、谷垣は静かに外へ出て行ってしまいます。

牛山 「おっと……まだ微妙な関係だったか」

振られた形の牛山サンですが、たいして悔しそうでもない様子。

もしかしたらコレ、若い二人(笑)のために一肌脱ごうとしたのでは……というのは穿ち過ぎでしょうか?

未来へ進む二人

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出典: http://manga-spoiler.com/

谷垣を追ってきたインカラマツに、彼は真意を問います。

谷垣 「のっぺら坊はウイルクではないと言いつつも」

「ウイルクかもしれないとどこかで期待してるから 網走まで来たのでは?」

前回、彼女が川岸から監獄を見つめる様子に、谷垣なりにいろいろ考えていたようですね。

インカラマツ 「ウイルクと過ごしたその時間が美しすぎて…現在も囚われているのです」

「けれど私の占いでは 彼と会うことは二度と無い…」

彼女は成長してからも、初恋の男性との想い出に縛られていたようです。

それだけ、ウイルクの存在が彼女の中で大きく、何者にも代えがたいものだったのでしょうね。

 

そんな中、最愛の彼の死(金塊強奪事件)を知り、インカラマツは驚きます。

インカラマツ 「『そんなはずはない』」

「なぜなら 私の占いで彼に会えないという理由は…私が死ぬからです

なんと、『二人は二度と会えない』理由はウイルクの死ではなく、『彼女自身の死』だった!

インカラマツ 「『北海道の東で私は死ぬ…』 ウイルクと別れたときに そう分かっていましたから…」

少女だった彼女がウイルクとの別れの時、あれほどに悟った平静な表情を浮かべていたのは……。

自分がウイルクより先に逝くという事実を、既に受け入れていたからなのですね。

 

その自分が生きている以上、ウイルクが死んでいるはずはない――――。

確信したインカラマツは調べるうち、金塊強奪の遺留品(指紋入り)を持つ鶴見中尉と出会います。

(なぜかここでは『中将』になってますが、ミスかな?)

鶴見は彼女に(おそらく彼女を利用しようとして)教えてくれます。

ウイルクは既に殺され、のっぺら坊の正体は『キロランケの仲間』である、と。

「指紋の証拠も掴んだ私は 『占いの解釈が間違うこともある』と納得しました」

ならばせめて遺児のアシリパだけでも無事に故郷へ……というわけ。

鶴見の情報が真実かどうかは別問題として、彼女が悪意なく動いているのは間違いなさそうです。

 

白石 「うんうん」

なぜここで混じってくるか、酔っ払い白石!?

対・都丹庵士戦で屈斜路湖に投げ出された時、インカラマツは己の死を覚悟したのですが……。

その運命を変えてくれた谷垣によって、彼女の胸に希望と期待が生じます。

インカラマツ 「でもそれは…! 愛しい人に会いたいというものではなくて」

「美しい過去に囚われて旅をしていた自分にケリをつけたいから…」

こう言い切る彼女の顔、物凄く奇麗です。

 

インカラマツ 「私は谷垣ニシパと 未来へ進みたい!!

彼女の本心の吐露、そして決意に、逡巡していた谷垣も心を決めます。

谷垣 「俺にもまだ役目が残ってる アシリパを無事にフチの元へ帰す役目が」

つまり、今の二人の目的は同じ。

谷垣 「時が来たら…俺から改めて 半分食べた飯の器を インカラマツに渡す…!

よっしゃあ!

最近散々な谷垣クンでしたが、やっとキメてくれましたよ!

チカパシ 「こいつ 谷垣ニシパのご飯食べてるッ」

イイ場面の直後に何してくれてんだ、白石っ!!

門倉看守部長の正体

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出典: http://manga-spoiler.com/

ここで、時はちょっとだけ遡ります。

「典獄というのは歴代…福岡藩とか長州藩とかの出身者がなるもんでね」

「いっぽう看守は 地元の人間が採用される…」

「看守ってのは昔から典獄よりも 囚人たち側の人間が多かったのさ」

そう語るのは、網走監獄の昼行燈・門倉看守部長。

前回のラスト、秘密のトンネルで監獄内に潜入した杉元&キロランケと出くわした直後のシーンですね。

門倉 「俺の親父は 土方さんと共に戦った旧幕府軍だった」

彼の表情はこれまでのものと違い、誠実、かつ長年の苦労をにじませたものとなっています。.

 

つまり、門倉サンは脱獄囚側――――少なくとも土方歳三とは心をひとつにするものである、と?

犬童四郎助に媚びへつらい、無能を装い、屈辱に耐えてきたのは、この機会を待っていたから!?

なんですか門倉サン、カッコイイじゃないですか……!!

宇●戦艦ヤ●トのデ●ラー総統を思い出してしまいました(古くてスミマセン)。

門倉 「犬童典獄の指示によって 毎日独房を移されるのっぺら坊が」

「再来週の新月の夜にどこの監房へ移動されているのか 俺は正確に予想ができる」

ここに来て、強力かつ信頼できそうな助っ人が参戦です!

あとは新月を待つばかり――――以下、次号。

ゴールデンカムイ127話 まとめ

物語としては『一回休み』的な回なのに、この濃厚さときたら……!!

皆が一緒に美味しいご飯を食べている様子、イイですね。

愛刀でレッツ♪クッキングの土方歳三さん、あまりのエンジョイっぷりに思わず笑ってしまいました。

谷垣&インカラマツ、しっかりと気持ちが結びついたようで、めでたしめでたし。

尾形クンもやっと打ち解けてくれたみたいですね(またもや死亡フラグっぽいですが)。

新たな仲間・門倉サンを含め、全員ちゃんと生還して欲しいと、改めて熱く願います。

門倉サン、長年苦労したんでしょうね……ほろり。

 

しかし『再来週の新月』なんて言ってるところをみると、監獄潜入までにまだ時間はたっぷりありそう?

その間にやることはというと……例の記者・石川啄木関連でしょうか。

 

不気味なのは第七師団の動きです。

もしかすると杉元側の動きを全て読んだ上で、横合いから『漁夫の利』を狙っているのでは?

脱獄に成功したところで、のっぺら坊を横取りするつもりだったとしたら……!?

『のっぺら坊=ウイルクでない他人』という情報は、あくまでも第七師団からの情報です。

実は鶴見中尉、インカラマツを利用してそのニセ情報を杉元に流したとしたら?

そして最終的にウイルクとアシリパ(父親の口を割らせるための人質)を手中に――――!

 

想像に想像を重ねた怪しい予想ですが、いかがでしょうか?

監獄潜入、一体どういう結果が待っているのか、ますます目が離せません!